【2DK・6畳】服70着を「倒れない」ハンガーラックに!狭い部屋で収納力を上げる3つのポイント

2DK部屋づくり

こんにちは。築30年賃貸に暮らすサヨエモです。

「収納が少ない」「服が多い」というのは、賃貸住宅に住む多くの方が抱える共通の悩みですよね。

わが家は築30年の2DK(6畳2部屋)、収納は押入れ2箇所(幅約180cmと約90cm)のみ。
クローゼットがないため、すべての服を押入れに収めることは諦め、チェストとハンガーラックを併用しています。

今回は、わが家がたどり着いた、服70着(約70kg)を支える収納方法や、狭い部屋収納力をあげる3つのポイントについてご紹介します。

狭い部屋で収納に悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

📌 POINT 1:服70着を支える!失敗から学んだハンガーラック選び

・大失敗!突っ張りハンガーラックが倒れた…。

引っ越し当初は手軽な突っ張りハンガーラックを使っていました。しかし、2人分の服約70着(重さ約70kg)をかけた結果、一般的な耐荷重(全体約40kg)を大幅にオーバー。

ある日、支柱のバネ部分が壊れて、ラックが倒れてくるというヒヤリとした事故に繋がってしまいました。

設置場所が畳の上だったため、しっかりと突っ張れなかったことも、倒壊の原因だったのかもしれません。 壊れずに残った支柱は、ひっかけ収納として使っています。

・耐荷重150kgのハンガーラックを購入(メリット・デメリット・注意点)

この失敗から、耐荷重を最優先することに。近くのホームセンターで、耐荷重150kgという業務用のようなキャスター付きパイプハンガーを購入しました。

・メリット「圧倒的な安定感と時短」
70着の服をかけてもびくともしない圧倒的な安定感。さらに、服をたたむ手間が一切かからないため、家事の時短にも繋がっています。キャスターがついているので、掃除の際も便利です。

・デメリット「デザイン性は低い」
見た目はおしゃれとは言えない。ただ、実用性には代えられません。

・注意点「重さで畳がへこんだ」

安定感は得られましたが、重さで畳がへこんでしまいました。原因は、キャスターが丸く「点」で荷重がかかったためです。

キャスターの下に、木の板などを敷くなどして、荷重を「面」で分散させれば畳の傷やへこみを防ぐことができたと思います。

📌 POINT 2: デッドスペースを活用!壁面・チェスト上の収納

・壁面を活用した「見せる収納」で使いやすく

・バッグやリュック
ダイソーの鴨居フックを活用し、鴨居に引っ掛けて収納。

・帽子
帽子のように軽いものであれば、Pli(プリ)のフックピンで簡単に収納スペースを増やすことができます。ピンの穴が目立たないので、賃貸でも安心して使えますよ。

・チェストの上は「日常使いアイテム」の定位置に

チェストの上を、無印良品のボックスで統一することで、日常的に使うものをさっと取り出せる定位置にしています。見た目もすっきりするため、雑然とした印象を与えません。

・バスタオル、一時置き用の洗濯物
無印良品ポリエステル麻 ソフトボックス L」に収納。
内側がコーティングされているため、タオルなどの出し入れが非常にスムーズ!カビも生えにくく、衛生面でも安心です。

ちなみに、ソフトボックスを購入する前はこんな感じ。見た目もかなりすっきりしました。

・ハンカチ、マスク、ティッシュなどの日用品
無印良品やわらかポリエチレンケース」に収納。
深型タイプなので、ボディクリームなど背の高いものも収納できます。

洗濯洗剤は、洗濯機がベランダにあるため、100均のポリエチレンケースに収納し、持ち運びやすくしています。

📌 POINT 3:押入れ収納は「奥行き活用」と「ケースの使い分け」

押入れは、上段を私専用、下段を夫専用と明確にエリアを分け、私は無印良品の収納ボックスを組み合わせて使っています。

・日常使いのアイテムは「浅いケース」で取り出しやすく

奥行きが深い押入れは、使いづらいのが難点ですよね。わが家では、奥行きの浅い収納ケースを手前に置くことで、使いやすくしています。

手前には無印良品の「ポリプロピレン 小物収納ケース」や「やわらかポリエチレンケース」などを使い、利用頻度の高いものや文房具などの細々したものを収納。普段使わないものは、奥にしまっています。

・かさばるものは「奥行き65cmのケース」を活用

これらは、無印良品の「ポリプロピレン 衣装ケース(奥行65cm)」を組み合わせて収納しています。奥行きが深いため、奥のものは多少取り出しにくいのが本音。

しかし、収納しているものが軽い衣類やシーツなので、引き出しをギリギリまで引き出しても重みで落ちてくる心配がなく、ストレスなく使用できています。

今後の課題「出し入れしづらい書籍の収納」

現在、雑誌や書籍も収納ボックスに入れていますが、出し入れしづらいのが悩みです。いつかは、リビングにタワー型ブックシェルフを置き、本をすっきり見せる収納を実現したいと思っています。

ちなみに夫専用の下段は、引っ越し時の段ボールがそのまま…という状態なので、今後の課題として、また別の記事で改善策をご紹介できればと思っています。

今回の収納見直しで、見た目よりも『耐荷重』や『機能性』を優先することの大切さを痛感しました。皆さんの収納計画の参考になれば嬉しいです!

💡 狭い空間の悩みは他にも!賃貸のインテリア実例集

「服の収納」や「夫の収納」が解決したように、築古・賃貸の暮らしって、他にもたくさんのインテリアの悩みが出てきますよね。

わが家が実際に試してうまくいった、狭い空間の工夫や、後悔しないためのアイテム選びのヒントをまとめています。ぜひこちらもチェックしてみてください。

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