こんにちは、築30年の2DK賃貸マンションに住んでるサヨエモです。
「部屋は明るい方がいい」という夫と、「薄暗くて落ち着いた空間が好き」な私。
照明の好みが真逆だったので、わが家の照明選びは本当に難航しました。
そんな私たち、引っ越す前に照明をバッチリ買って準備していたんですが、いざ新居に住み始めたら、まさかの事実に直面したんです。
なんと、部屋に照明の壁スイッチがない!これぞ築古賃貸ならではの“あるある”でした。
💡ちなみに、築古賃貸に住んでわかったメリットや後悔しないための注意点について、こちらの記事でも詳しく書いています → 築30年の賃貸に4年住んでわかった!後悔しないための「5大デメリット」と「4つのメリット」
今回は、実際の経験から学んだ、古い賃貸で照明選びに失敗しないための「3つの大切なチェックリスト」と、好みの違いを両立してくれたシーリングスポットライトについてご紹介しますね。
賃貸の照明選びを検討される方は、ぜひ参考にしてくださいね。
▶︎【Check 1】最優先!天井と壁を確認
古い賃貸だと、壁スイッチがない問題に加え、天井コンセントの形や照明器具の重さに注意が必要です。購入前に確認しておくと安心です。
1.天井のコンセント(配線器具)の形状をチェック
大体の賃貸では「引掛けシーリング」が設置されていることが多いですが、これ、実は耐荷重が基本的に5kgまでなんです。
もし、デザイン重視で選んだ照明が5kgを超えてしまうと、引掛けシーリングだけでは重さに耐えられず、取り付け不可、または落下してしまう危険があります。

5kg以上の重さがある照明には、ローゼット(ネジで固定できるツバやハンガー金具が付いた配線器具)が必要です。
重い照明を検討しているなら、お部屋の配線器具が対応しているか、必ずチェックしてから購入してくださいね。
2.壁に「照明スイッチ」がついているかチェック


壁に照明スイッチがない物件では、リモコン付きの照明が文字通り命綱です!ON/OFFはもちろん、明るさ調整も手元でできるのが本当に快適。リモコン付きの照明を選んでおいて本当に良かったです。
3.引っ掛けシーリングであれば、取り付け簡単
私たちが選んだ照明は、天井の引掛けシーリングにカチッと取り付けるだけ。特別な工事や工具は一切不要で、女性一人でも簡単に設置できます。賃貸でも安心して使えるか、取り付けの簡単さは重要ですよ。
▶︎【Check 2】光の色と機能の選び方
「明るさの好み」が違っても大丈夫!機能が優秀な照明を選べば、家族みんなが快適に過ごせます。
1.好みに合わせて明るさ・向きを調整できる

わが家のリビングに採用した「シーリングスポットライト」は、リモコンで、全灯、2灯、1灯と3段階で明るさを調整できます。
さらに、4つのライトをそれぞれ好きな方向へ動かせるので、それぞれの過ごし方に合わせて調整できるのが魅力です。

リビングで過ごすときに、私はソファでくつろぎたいので、光が直接目に入らないよう、私の座る場所のライトは天井と壁を照らしています。

一方、テレビの前で過ごしたい夫は明るくないと落ち着かないので、夫のいる位置に光が当たるように調整。
このように、ひとつの照明でも、それぞれの好みに合わせた快適な空間づくりができたのは、シーリングスポットライトならではの利点でした。
💡ちなみに、こちらの記事でリビングのレイアウト実例を詳しく紹介しています!→【二人暮らし実例】築古賃貸2DKでもここまでできる!6畳リビングでストレスフリーな空間のつくり方
2. 照明の色と電球の選び方
┗ 照明の色は「電球色か昼白色」がおすすめ
リラックスしたい空間には電球色(温かいオレンジ)、作業する場所には昼白色(自然な白い光)がおすすめです。
私たちは夫の希望で昼白色のLEDをセレクトしましたが、スポットライトの角度調整のおかげで、光の当たり方を工夫でき、眩しすぎず心地よい空間になりました。
┗ 電球は「LED」がおすすめ
ちなみに電球の種類はLEDが断然おすすめですが、初期費用がかかるのがデメリットです。(ちなみに私たちが購入したスポットライトの場合、12,000円ほど追加になりました)
しかし、LED電球は白熱電球と比べて寿命が約20倍(約40,000時間)と圧倒的に長く、一般的な使用頻度であれば10年〜20年は交換の必要がないと言われています。
長い目で見ると断然コストパフォーマンスに優れている点がメリットです。
3.デザインとインテリアの調和
このシーリングスポットライトは全5色のカラーバリエーションがありますが、私がベージュ+ホワイトを選んだのには、ちょっとしたこだわりがあるんです。
💡 全色チェック!全5色のバリエーションはこちら
ホワイトは天井の色と一体感が生まれるため、部屋を広く見せる効果があります。一方で、木製の家具やアイアン素材のインテリアと合わせることを考えたとき、オールホワイトだと物足りないかなと思いました。

そこで、カバーの部分がベージュになっているこの組み合わせを選びました。ホワイトの持つ明るさと、ベージュの持つ温かみが合わさり、部屋全体がより調和のとれた、居心地の良い空間になったと感じています。
▶︎【Check 3】賃貸特有の「ルール」を確認
照明選びを始める前に、大家さんや管理会社に確認しておきたい重要事項です。知らずにいると退去時に困ってしまうので、ぜひ確認しておきましょう。
1.原状回復と元の照明の保管義務
もしお部屋にもともと備え付けの照明があったら、勝手に捨てず、大切に保管してくださいね。退去時には元の照明に戻す義務があります。
2.「設備」か「残置物」かの確認
前の入居者が置いていった照明が残っている場合、それが大家さんの「設備」(故障したら大家さん負担)なのか、前の入居者の「残置物」(故障したら自分で交換)なのかを確認しておくと安心です。
3.天井コンセントの形状チェック(特殊な場合)
ほとんどは問題ありませんが、古い物件では、引掛けシーリングの形状が特殊な場合があります。取り付け前に「これで合ってるかな?」と不安になったら、自己判断せずに必ず管理会社に相談しましょう。
▶︎ 最後に
私たち夫婦の照明選びは、築古賃貸の「壁スイッチなし」という落とし穴に直面しましたが、リモコン機能付きのシーリングスポットライトという最高の選択と、光の機能性の工夫によってすべて解決できました。
照明を変えるだけで、お部屋の雰囲気だけでなく、毎日の暮らしの質までグッと上がります。今回ご紹介した3大チェックリストを参考に、あなたも照明を見直して、理想の快適な暮らしを手に入れてみませんか?



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